2022年5月14日の『土曜はナニする!?』~予約が取れない10分ティーチャー~で放送された、皮膚科専門医 小林智子先生の「現役皮膚科医が実践する美しい肌の作り方」をご紹介します!
今日の講師は、これまでのべ1万人以上を診察してきたという、皮膚科専門医の小林智子先生。
この記事では、皮膚科専門医小林智子先生が実践しているという美肌術についてまとめています。
現役皮膚科医が実践する美肌術
今回、10分ティーチャーとして登場したのは皮膚科専門医の小林智子(こばやしともこ)先生です。
食事と健康に関してレシピや情報などを医学的な立場から発信する「ドクターレシピ」を監修されています。
プライベートでは、二児の母でもあります。
これまで1万人の患者さんを診てきた小林智子先生が、様々な美肌術を教えてくれました。
正しい日焼け止めの塗り方
しみ・しわ・たるみの原因の8割は、日焼けからくるそうです。
美肌のためには、年間を通して日焼け止めを使うことが大原則となります。
日本人の平均的な顔の大きさに対して、日焼け止めの量は1g弱が適量。
これは500円玉くらいの大きさになります。
この量を1回で塗ると真っ白になってしまうと思いがちですが、1度塗ったあとに15分ほどおいてから2度塗りすれば肌になじみ白浮きしません。
また、紫外線はマスクを突き抜けてお肌に届くので、マスクの下も日焼け対策が必要です。
目の紫外線対策にはサングラス

強い日差しの場所では、日焼け止めと帽子だけでは紫外線対策は不十分です。
紫外線は目を通して脳を刺激し、しみ・そばかすを作り出すことがあるのだそうです。
その為、肌と同じくらい目も紫外線から守る必要があります。
海水浴帰りの疲労感は、目から紫外線を受けている証拠!
正しい洗顔方法
洗顔で肌をこするのは、お肌にとってNG行為です。
泡で押すのが正しい洗顔です。
たっぷりの泡をクッションにして、指が肌に直接触れないように押すように洗顔するのが正解。
そうすることで、 お肌の保湿成分を残すことができ、くすみの予防にもなります。
正しい化粧水の付け方
化粧水を浸透させようと、パンパンと叩くのもお肌にとってNG行為です。
肌をこすることになるので、廊下の原因になります。
手にとった化粧水は顔を叩かずに、1秒タッチを繰り返すだけ!
正しいフェイスパックの使い方
フェイスパックの適正時間は15分まで!※商品ごとの目安時間を参考にしてください。
20分以上 パックを貼ったままにしておくと、水分が過剰になり肌のバリア機能が低下してしまいます。
ちなみに入浴時間が長すぎるのも、肌のバリア機能を低下につながります。
入浴は、保湿成分入りの入浴剤を使って10分までにするのがおすすめです。
お肌に良い就寝時間

お肌に良い睡眠時間は決まっていません。
最近の学会では寝る時間帯ではなく、寝ついてから3時間以内に深い睡眠に入ることが大切と言われています。
お肌のシンデレラタイムは午後10時から午後2時の間と言われていますが、これは すでに古い情報。
お肌の再生を促す成長ホルモンが多く分泌されるのが、眠りに落ちてから3時間以内。
このタイミングで深い眠りに入れるかが重要になりますので、美肌のためには寝る1時間前からスマホを触らないのが大切です。
そして、目が覚めたら朝日をしっかりと浴びるのがポイント!
朝日を浴びることで、快眠ホルモンが分泌されやすくなります。
美肌にはビタミンCよりも血糖値
美肌のためにはビタミンCが大切と言われていますが、それ以上に気を付けたいのが血糖値!
この血糖値が急激に上がると、糖が体のタンパク質と結びついて老化物質をつくる現象が起こり、しみ・シワ・たるみが加速してしまいます。
そこでおすすめなのが、酢の物を食事の最初に食べること!
そして、食べる順番は、ごはんよりも野菜や汁物が先です。
美肌のことを考えるなら、空腹時のどか食いは避けましょう!
老化物質を体にためない食べ方

美肌のためには、目玉焼きよりもゆで卵です!
卵は、焼くよりも茹でるほうが、お肌を老化させません。
目玉焼きの焼き目は、お肌を老化させる物質が含まれているのだそうです。
卵同様、餃子なら、焼き餃子より水餃子を選択してください。
また、揚げ物の衣にも老化物質が含まれています。
鶏肉の場合、唐揚げよりもサラダチキンが美肌にとって良いのだそうです。
どうしても揚げ物を食べたい場合は、レモンを一緒にとりましょう!
レモンに含まれるクエン酸には、老化物質を蓄積させない効果が期待できます。
まとめ
今回の記事では、2022年5月14日の『土曜はナニする!?』~予約が取れない10分ティーチャー~で放送された、皮膚科専門医 小林智子先生の美肌術をまとめました。
ぜひ参考にしてみてください。