テレビ朝日系で放送されている「相葉マナブ」で人気の「釜-1グランプリ」。
番組内ではお釜で作っていますが、「炊飯器でも作れる!」ということで、炊飯器でチャレンジする方もいらっしゃいますよね。
ただ、
「作ったけど硬かった・・・」
「べちゃべちゃになって失敗」
なんて感想も見かけます。
でも、せっかく炊飯器でチャレンジしたからには、美味しく食べたいですし、失敗しても捨てるのはもったいないですよね。
そこで、今回は、釜飯を炊飯器で作る際の失敗しないコツやリメイク方法についてご紹介したいと思います。
【相葉マナブ釜飯】炊飯器で失敗しないコツ①:水や氷の量

「相葉マナブ」で紹介されている釜飯レシピ。
HPでもレシピが紹介されているので、チャレンジしやすいですよね!
お釜があるご家庭は少ないと思うので、ほとんどの方が炊飯器で作ると思います。
その際の注意点が、
レシピの水と氷の量を守ること!!
材料は4~6人分を想定していて、お米3合のことが多いですが、
使用する材料により、水や氷の量が異なります。
例えば、
●キンパ釜飯
米・・・3合
水・・・300mL
氷・・・120g
焼肉のたれ・・・140g
●岐阜名物合体釜飯
米・・・3合
水・・・460mL
氷・・・120g
殿堂入りしている「キンパ釜飯」は水300mlに対し、氷は120g。
「岐阜名物合体釜飯」は水460mlに対し、氷は120g。
お米はどちらも3合ですが、
キンパ釜飯は、焼き肉のタレが入る分、水分量は岐阜名物合体釜飯より少なくなっています。
口コミを見ていると、
水少なくてお米が硬かった
適当にいれたら大変なことに・・
なんて話がありました。
相葉マナブの釜飯レシピでは、レシピごとに水分量・氷の量が決まっています。
まずは、レシピの量をしっかり守って作ってみみましょう!!
【相葉マナブ釜飯】炊飯器で失敗しないコツ②:浸水時間は30分以上
炊飯器で失敗しないコツの2つ目は、浸水時間。
お米を研いだあと、30分以上水を吸わせますのがポイントです。(冬は1~2時間程度を目安)
研いだお米に吸水させず、調味料を入れて炊くと、
塩分や糖分が邪魔をするので、お米は十分に水を吸いません!
その結果、芯が残ったり、味が濃くなったりする原因にもなるんですね。
なので、しっかりとお米に吸水させたら、ザルでしっかりと水気を切ります。
内窯にお米を入れたら、分量の材料を入れて炊きましょう!
洗ったお米をザルにあげて長時間放置すると、ベチャっとした炊き上がりになります。
また、雑菌が繁殖してご飯が黄色に変色してしまうので、水気を切ったら早めに調理しましょう!
【相葉マナブ釜飯】炊飯器で失敗しないコツ③:炊飯器
炊飯器で失敗しないコツ3つ目は、炊飯器です。
炊飯器によってはレシピ通りの分量ではうまく炊けないことがあるようです。
炊き込みご飯を甘く見てたので失敗し、これ故障だと炊飯器のにせいにした。SNS上で同じ現象の人いたのでタイガーの取説見たら具が多いと炊けないって‼️故障じゃなかった😳
— パティ (@twinkle_u_u) June 3, 2021
相葉マナブ岐阜名物合体釜飯レシピで作ってと夫が明宝ハムと白菜漬け買ってきたけどまた買ってきてー😂 pic.twitter.com/vh3FAJBmyN
こちらの方の炊飯器では、
・具の種類によって水分を多少加減
・具の量は米の重さの45%以下(1カップに対して具は約70g以下)
・具が多いとうまく炊けない場合がある。
と注意書きがありました。
また、何合炊きの炊飯器で作るのかも影響してきます。
釜-1グランプリのレシピは、ほとんどがお米3合となっています。
3合炊きの炊飯器で調味料と具材、3合分のお米を入れて炊こうとするとキャパオーバーになります!
その結果、芯が残りやすく、残念な結果となってしまいます・・・
【相葉マナブ釜飯】炊飯器で失敗しないコツ④:かき混ぜない
炊飯器で失敗しないコツ4つ目は、炊飯前にかき混ぜないことです。
炊き込む前にお米と具材を混ぜてしまうと、具が炊飯中の水の対流を妨げてしまう為、炊きムラができてしまいます。
具材はなるべく固いものから順にお米の上にのせ、そのまま混ぜずに炊飯しましょう!
そして、炊きあがったら具材とお米をよく混ぜましょう。
そのあとしばらく蒸らしておくことで、香りが全体に行き渡り、美味しい仕上がりとなります。
【相葉マナブ釜飯】炊飯器で失敗しないコツ⑤:タイマー機能を使わない
炊飯器で失敗しないコツ5つ目は、タイマー機能を使わないことです。
仕事から帰ってきたら食べられるようにしよう
朝ごはんを釜飯にしよう
と思った場合でも、予約機能での炊飯はNGです。
なぜなら、味付けした水分にお米や具材を長時間つけておくと、食中毒や腐敗の危険があるからです。
また、調味料が分離・沈殿してしまうことで、その部分に熱が加わり過ぎて上手く炊けない場合があります。
なので、タイマー機能は使用せず、炊飯器にセットしたらすぐに炊飯を開始しましょう!
【相葉マナブ釜飯】炊飯器で失敗した場合のリメイク法!
では、ここからは失敗してしまった場合のリメイク方法についてご紹介します。
炊飯器で失敗!芯が残ってしまった場合
お米の芯が残ってしまった場合の対策は2つあります!
炊飯器で炊きなおす
芯が残ってしまった場合、「ご飯の分量に対して、水分量が不足していた」ということです。
目安としては、1合あたり50ccほど水を足し、表面をならして再び炊飯ボタンを押してください。
足す水分量は、あくまでも目安です。
どの程度芯が残っているのかで、水加減を調整してみてください。
加える水分量が多すぎると、逆にベチャっとした仕上がりになってしまいますので注意しましょう。
電子レンジで温める
炊飯器で炊き直すよりお手軽に出来るのが、電子レンジで「食べる分だけ温める」方法です。
一膳分くらいを平らなお皿に移し変えて、大さじ2杯ほどの水を振りかけ、ラップをして2~3分加熱します。
温め終わったら、一度ほぐしてから再度ラップをかけ、レンジで更に1~2分加熱。
そのあと蒸らしておくと、芯もなくなりおいしく食べられます。
炊飯器で失敗!水っぽくなった場合
仕上がりが水っぽくなってしまう原因は、
- 水分量が多かった
- 水分の多い具材をたくさん入れた
という場合が考えられます。
では、その解決法を見ていきましょう。
電子レンジで温める
水っぽくなってしまった場合にも、電子レンジが活用できます。
ポイントは、ラップをせずに加熱すること!
食べる分だけをお皿にのせ、「ラップをかけずに」1分半ほど加熱。
まだやわらかい状態であれば、さらに30秒加熱してみましょう。
違う料理にアレンジする
水分が多すぎてベチャベチャになってしまったご飯。
電子レンジで加熱してもべちゃべちゃの場合は、思い切って違う料理に仕上げちゃいましょう!
具材や味付けによっては向き不向きがありますが、
- 雑炊、リゾット
- お茶漬け
- 炒飯
- 焼きおにぎり
などが代表的です。
その際のポイントが、雑炊やお茶漬けにすると水分が足されるので味が薄くなります。
雑炊なら、細切りにした生姜とねぎ、卵を入れるとおいしいです。
また、しょうゆや味噌などの調味料をつけずに、フライパンで「焼きおにぎり」にしてしまうのもおすすめ!甘めのたくあんや、ぬか漬けなどの漬け物と合うひと品になります。おにぎりにしておけば、冷凍して保存できるので一度に食べきらなくても安心ですね。
まとめ
今回は「釜-1グランプリ」のレシピを釜飯を炊飯器で作る際の失敗しないコツやリメイク方法についてご紹介させていただきました。
き込みご飯の水加減に、失敗することはありませんか?この記事では、炊き込みご飯の水加減やおいしく作るコツ、失敗してしまったときの対策方法をご紹介します。おすすめ炊き込みご飯のレシピも紹介するので、覚えたポイントをさっそく活用しましょう!