アルロースとエリスリトールの違い、ラカントとの違いについてご紹介します。
「アルロース」が注目されています。
アルロースは、自然界にわずかにしか存在しない希少糖のひとつ。
「ノンカロリーの糖」としても話題です。
同じく、ノンカロリーの「エリスリトール」や「ラカント」との違いはあるのでしょうか?
そこで今回は、希少糖アルロースと、「エリスリトール」「ラカント」との違いについて調べてみました。
ぜひ、参考にしてみて下さい。
アルロースとエリスリトールの違いは何?
アルロースとエリスリトールの違いを調査しました。
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アルロース | エリスリトール | |
由来 | 自然界に存在 | 植物由来の原料から製造 |
甘さ | 砂糖の70%程の甘さ | 砂糖の70%程の甘さ |
カロリー | 0Kcal/g | 約0.2Kcal/g |
価格 | 6,000円/kg程度 | 1,000円~/kg |
アルロースとエリスリトールの大きな違いは、
「価格」と「効能」です。
甘さや、カロリーに関しては、ほぼ一緒でした。
香川大学・筧善行学長によると、
アルロースの価格は、6,000円/kg程度。
一方、エリスリトールは、大手サイトでは1,000円/kg程度で販売されています。
今後、普及が進めば、アルロースの価格も変わってくるかもしれませんね。
また、食後の血糖値を下げる効果や、脂肪燃焼効果は、エリスリトールでは報告がありませんでした。
なので、カロリーだけが気になるのであれば、安い「エリスリトール」、
より健康に配慮したいのであれば「アルロース」を選択するといいでしょう。
アルロースとラカントの違いを調査!
アルロースとラカントの違いを調査しました。
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アルロース | ラカント | |
由来 | 自然界に存在 | 羅漢果エキスににエリスリトールを配合 |
甘さ | 砂糖の70%程の甘さ | 砂糖と同等の甘さ |
カロリー | 0Kcal/g | 約0Kcal/g |
価格 | 6,000円/kg程度 | 3,000円/kg程度 |
アルロースとラカントの大きな違いは、「甘さ」と「価格」、「効能」です。
ラカントは、「羅漢果(ラカンカ)」から抽出されたエキスと、「エリスリトール」を配合して作られた甘味料。
この羅漢果は、砂糖の300倍の甘さがあると言われています。
エリスリトールにバランスよく配合することで、砂糖と同等の甘さに近づけているんですね。
また、希少な「羅漢果」が使用されている為、エリスリトールよりも高い価格となっています。
とは言っても、「アルロール」よりは購入しやすい価格です。
「ラカント」は、エリスリトール同様、血糖値に影響しないと言われています。
ただ、アルロースのような効果はないようですね。
「アルロース」も、「ラカント」もカロリーはゼロ。
なので、甘さや安さを求めるのであれば「ラカント」、
健康効果を求めるのであれば「アルロース」が良いでしょう。
▼アルロースに関してはこちらも参考に
アルロース(プシコース)とは?
アルロース(プシコース)についてご紹介します。
アルロース(プシコース)とは、単糖の一種。
食後血糖値の上昇抑制、抗肥満、動脈硬化の抑制など、糖尿病や肥満(メタボリックシンドローム)の方への予防効果が期待できる研究結果が出ています。
引用:希少糖普及協会
一般社団法人 希少糖普及協会によると、
アルロースには、
- 食後血糖値の上昇抑制
- 内臓脂肪蓄積予防
- 動脈硬化の抑制
などの研究結果が出ているそう。
アルロース(プシコース)の甘みは、砂糖の7割程度。
後味がスッキリしているのも特徴です。
見た目は砂糖とほぼ一緒ですが、
アルロース(プシコース)そのものには、カロリーはほとんどありません。
名称について
日本では「プシコース」
世界的には「アルロース」
アルロースとエリスリトールの違いは何?ラカントとの違いについてまとめ
今回は、アルロースと、エリスリトール、ラカントの違いについてお伝えしました。
どれもカロリーが無いのは共通でした。
甘さを求めるのであれば、砂糖と同じ甘さのラカント、
安さを求めるのであれば、「エリスリトール」が良いでしょう!
海外では、すでにアルロース純品の製造・販売が始まっています。
日本での普及にも期待したいですね。